2020年3月2日月曜日

トイレットペーパー競争(狂騒)曲にみる日本人

 2月28日のデマによるトイレットペーパーのパニック買い。数日前に香港で起きたトイレットペーパーパニックが飛び火したかと思ったが、何者かがSNSに書いたデマが一気に拡散し日本全国に拡大していったようである。その日私は早朝にいつもの店で定期購入するようにいつもの分量のトイレ用の紙を購入した。その店のその時間はいつもの分量がいつも通り陳列されており、まさか夜には紙という紙が店頭から消えているとは想像もしていなかった。店頭には「マスクの素材の紙とトイレ用の紙は素材が違うし確実に日本国内で生産されていますから必ず供給されます」の表示が空の陳列台に貼られていた。
 昭和48年に中東戦争の影響による石油ショックから日本人はトイレットペーパー、ティシューペーパー、砂糖と買いだめ、業者の売り惜しみでパニックになっていた。
 平成5年にはコメの不作を皮切りに店頭からコメが消えるという「平成米騒動」が起きた。そして今度は令和紙騒動。日本人は行儀が良い、礼儀正しいと言われることがあるが、一方情報の正誤を確認せず周りの動きに同調してしまう危うさを持ち合わせている。
ああ、何と情けないことかと感じている。ここが戦前を美しい世の中と信じている独裁者、安倍晋三に利用されなければ良いのだがと危惧している。
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1 件のコメント:

  1. 家庭内では「紙どうする」と切迫した心情の女性陣。
    「一度に一週間分の在庫が売れてしまっただけ。
    一週間か10かもすれば正常化するよ」と私。
    結局中四日で店頭にトイレットペーパーが復活。

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