2017年10月20日金曜日

衆院選 薬の調合のように投票しよう

10月22日は衆議院議員の総選挙です。誰に投票していいか分からない。良さそうな候補がいないという理由で迷っている人、いかない事にしている人はこう言う考え方で決めてはどうでしょうか。 
 まず人物を評価してと言う人。評価する対象は各党の党首、幹部クラスの政治家に絞って下さい。なぜなら今の政党制政治では各党の考え方(党首の考え方)で政策が決まります。 いくら末端の候補者が良い人であっても政策を決める権限はないのです。
 基本的に相対あるいは絶対多数を取った政党の方針で政策が決まっていきます。
 各党の政策、キャラクターは支持者としてのターゲットを社会的、経済的にどの階層を狙っているかで決まって来ます。富裕層、大企業を主な支持者にしている党、特定の新興宗教団体の信者を支持者にしている党、労働組合(御用組合的労働組合)の支持を当てにしている党、中間層的さラリーマン、社会的弱者に向けた政策を志向している党などの違いがあります。自分がどの経済階層にいるのかを自覚して選ぶという考え方もあります。 ちなみにJMTは富裕層を大切にする党です。KMTは宗教団体が支持者の党です。SMT、KST、RMTは社会的弱者への視点を持っています。
 もう一つの決め方ですが、政治の政策方針に影響を与える要素は各政党の議席バランスです。
同じ党が政権を担当していてもその党が圧倒的多数なのか与野党拮抗の状態なのかでは政権党の政策が強引さから話し合い妥協に変わることもあります。また野党間のなかでも妥協型の野党と、反政権の姿勢が強い野党、野党なのに政権党とあまり考えかたの変わらない「ゆ党」のバランス次第でも政権党が強引に法案を可決したり、反政権党タイプの野党が増えると政権党も緊張感を持って謙虚な国会運営を行ったりします。
 薬の飲み合わせのようにさじ加減をうまくとる事で良い政治を作り出すことが有権者に課せられた大切な役割だと思うのです。


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